太陽神信仰の琉球では、太陽が上がる海の遥か彼方を「ニライカナイ」と言っています。常世の国? 理想郷? とも言えるでしょうか?「遥か彼方」にある「根の國」と言う表現はどうでしょうか? 亡くなった人々も神となってニライカナイに行くとも言われています。
琉球の七大御嶽はアマミキヨが創ったとの伝承ですが、アマミキヨとはアマミキヨ民族とか黒潮民族とかとも言われています。すなわち、琉球人の祖先に当たる原始人?達が住み着いていた場所が後世の人々によって聖なる場所(御嶽又は杜)として崇められ、祈りの対象になったと言われています。南城市内には七御嶽の内、五御嶽があり、如何にアマミキヨと深い関係にあるかがわかります。